不妊治療6-着床

1回のチャレンジ、1つの受精卵しかないので、着床のチャンスも一度きりでした。無理なら無理で諦めようと頭では理解していましたが、着床待ちの間に出血したりして、もうダメかと思い旦那の前で泣いてしまいました。

 

半ば諦めつつクリニックで確認をすると、なんと着床しているとのこと!

本当に嬉しかったです。

会社へは自分の業務上早期に引き継ぎを始めないとまずかったので、チーム全員へは安定期に入ってからの報告にするということで、5週目には上司にのみ報告し、今後の人員確保、引き継ぎの予定などを組んでいただきました。おかげでコロナ禍ということもありほとんどの仕事を在宅勤務にて対応してもらえて、体調的にはかなり楽でした。

 

そこからは3回ほどクリニックにて状態を確認し、晴れて卒業となりました。

このあとは通常の婦人科の管轄となるので、通っていた婦人科へと変更です。

 

10週目になるころ、婦人科を受診してクリニックからの診断書を提出し、引き継いでもらいました。同時に母子手帳も申請し、万が一自分に何かあったときに後悔しないよう、実母にだけは妊娠したことを伝えました。

ほんとに短い期間でしたが、それまでの不安や苦労が報われたような気がして、ほっとしたし嬉しかったです。