不妊治療2-治療の方針

クリニックが決まったらさっそく治療開始です。まずはお医者様と方針の相談。

不妊治療にもいろいろな方法があって、特に決めてなければ先生とのお話の中で提案された方法をとると思います。詳細は説明会や先生からお話があると思いますが、私が理解したのは下記の通りです。

 

タイミング法>排卵のタイミングに合わせて性交渉を持つ、ほぼ自然妊娠と一緒。

人工受精>精子を人工的に子宮へ入れて受精させる

体外受精卵子精子を採取して一緒にし、体外で受精させる

顕微授精>卵子精子を採取して、卵子精子を注入して受精させる

 

私の場合、すでに高齢でありかかる金額からも1回だけのチャレンジで終わるだろうというのがあったし、すでに結婚から数年経っているけれど自然妊娠はなかったのでタイミングや人口受精では難しいだろうと思い、最初から確率の高そうな体外受精で考えていることを先生に伝えました。そして先生もその方向で良いということだったので、すぐに採卵に向けて治療をはじめました。説明をきいて初めてわかったのですが、一度にいくつかの卵が採卵でき、それが受精に至れば冷凍保存しておけるとのことでした。ですので、私たちは一度の採卵で取れ、受精できた卵の数だけチャレンジすることに決めました。

 

ここで後から後悔したのが旦那の治療です。旦那の精子は多少不具合があるものの自然妊娠可能、という診断でしたが、サプリを飲むなどして事前になるべく改善する方法もありました。しかし、一応自然妊娠可能だし、そこまでしなくていいかな、という判断で治療は一切しなかったのですが…受精の結果が良くなく、精子の要因もある、とのことが分かった時に、最初から旦那にもできる限りのことをさせておけばよかった~!とかなりがっかりしました。治療が始まるまでは実感がなかったのですが、ホルモンの薬や注射など女性側はやることが沢山あるのに、男性側はほぼできることがなく普段通りの生活を送っているので、私ばかり苦しい思いをしている、と辛くなることもありました。この辛さを分かち合うという意味でも、旦那側で改善できることがあるならチャレンジさせておけば良かったな、と後悔しました。